ワンルームマンションは、単身者の住宅として広く受け入れられています。
転勤、転職の多い若い世代にとって、ワンルームマンションは使い勝手がいいです。
ワンルームマンションだからではなく、そのマンションそのものが売れるマンションなのか、売れないマンションなのかの方が大事なポイントです。
売れにくいマンションってどんなマンション?
①古いマンション
売れにくいマンションは、古いマンションです。築年数が古く、設備の老朽化したマンションは、購入しても修繕費ばかりがかかると倦厭されます。マンションにも一定の寿命があります。
一方で古いマンションでもリノベーションや改装済みであったり、リフォーム、改築などしやすいデザイン・間取りであると売れやすくなります。
②周辺環境の治安・立地が悪い
周辺環境の治安が悪かったり、立地が悪いマンションは売れにくいです。ワンルームマンションの利用者のメインを占める単身者は、立地を気にします。
車を持っていない単身者世帯からすると、駅やバス停から近いマンションを好みます。遠くても徒歩10分までの範囲内です。
また繁華街に近いと遊んでから、歩いて家に帰ることができると人気が高いです。そのためワンルームマンションでは特に、立地が大切です。男性の場合、場所さえ良ければ多少の治安の悪さは気にされない方もいます。
一方若い女性は周辺の治安が悪いような環境には住みたがりません。若い女性は立地が良く、治安もいい場所に惹かれます。
ワンルームマンションの売却をお考えであれば、周辺環境と治安から不動産価値を考えてみるといいでしょう。立地や周辺環境が悪いと、値下げすることも考慮に入れた方がいいです。
③大規模マンション
数百戸もあるような大規模マンションは売れにくいです。大きすぎるとその分、購入額も大きくなるので買いにくいです。大規模マンションよりも小さめのマンションの方が、買い手は購入しやすいです。
売れないとお悩みであれば、一度販売価格を見直してみることが必要かもしれません。
また不動産会社に任せきりの場合、不動産会社に売る気がないケースもあります。価格も相応で売り出しているのに、売れない場合は、仲介会社を変更することも考えた方がいいかもしれません。
またリフォームをすることでトタンに売れやすくなるケースもあります。
特にワンルームマンションでは、トイレとバスが一体化しているユニットバスが多いですが、バスとトイレを分けるだけのリフォームで売れやすくなるようです。